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その昔、サーチワードバナーってありました。
僕がインターネットの業界に関わることになったのは、25歳ごろに就職した大阪の広告代理店です。
まだまだ、インターネット広告を取り扱っている代理店が少なかったうえに大阪だったので、物珍しさもあり、テレアポでも話を聞いてくれることが多かったです。
そんな時によく取り扱っていたのが「サーチワードバナー」です。
Yahooとか、検索サイトで指定のキーワードを検索したときにバナー広告を表示させる。というものです。
今で言うと、カタチ的にはリスティング広告ですね。
当時は検索回数が大きめのキーワードの取り合いでした。
でもまぁ、目ぼしいキーワードは取られていましたね。
検索回数が少ないキーワードは3つまでをワンセットにして、合わせ技で○○円みたいな感じになってました。
確か、150,000円/月だったかな。クリックの保証では無いので、今見ると高いですよね。
当時はYahooが一番多くて、googleはバナーの枠が無かった気がします。
ライコスやインフォシーク、エキサイトは検索回数の少なさにびっくりしたもんです。少なすぎて、検討のテーブルから外れたりしていました。
看板広告みたいなものなので、出す事に意義があるみたいなことにもなってたかな。クリック数の報告は出来たので具体的な訪問数が分かるという点では、クリックの数が少なかったときは苦笑いをしてごまかす感じでした。同業他社に同じキーワードを取られるならやっておこう。まさにいい場所の看板広告ですね。
このあと「オーバーチュア」が現れて、この広告枠が一気にすたれていくんです。これは早かった。。
こんな話もまた今度。